岸田教団「REBOOT」れびゅー
岸田教団&THE明星ロケッツ/REBOOT (アーティスト盤) (2枚組)
- アーティスト: 岸田教団&THE明星ロケッツ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2018/12/05
- メディア: CD
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タイトルの通り岸田教団の最新作、「REBOOT」を全曲レビューしてみます
1.Deside the essence
いきなり新機軸の曲が飛び込んでくる、EDM的な感じの楽曲
それでいて岸田教団の曲、と一聴してわかるというすさまじい曲
昨今から言われている「最近の岸田教団オーオーいいすぎ問題」がここでも炸裂しています(スタッカート気味だけど)
2.our stream
1曲目と打って変わって岸田の王道を行くような疾走感あるロックソング
フィルターがかったようなギターソロがめちゃくちゃかっこいい
3.Never say Never
2曲目から続けて飛ばしていくキラーチューン味あふれるロックチューン
hayapiさんの変態ギターが余すことなく炸裂している
ギターソロ前のichigoさんの歌い方がめちゃくちゃかっこいい
4.Blood and Emotions
先行でPVが公開されていたストライク・ザ・ブラッドのOVAの主題歌であり今作のリード曲
出だしの入りは1曲目のようなEDM感ある、ただ1曲目よりもロック感が強い楽曲になっている
5.ストレイ
シングル曲、「博多豚骨ラーメンズ」(アニメで見たけど面白かった)のOP
出だしのサックスがかっこいい(打ち込みではないらしい)
サビの吐き捨ててる感じの歌い方がいい、この曲でも変態ギターが炸裂している
6.3 seconds rule
この曲も今までの岸田であまりなかったような曲
イントロから手拍子とかわいらしいアルペジオがかかる
歌詞は失恋の曲で悲しげな歌詞に突き抜けるような曲調が対となってGood
いつものうぉーうぉーの裏にhayapi氏のリングモジューレーターがかったギターが鳴るのは個人的に好き
7.Reboot:RAVEN
タイトルが使われている曲
この曲以外でもいえるが音数を無駄に増やすわけではなくちゃんと必要な要素としてピアノや打ち込みを入れている雰囲気がこのアルバムからは個人的に感じている
ギターソロ入りがエモい
8.Love prescribe
アルペジオの入りがエモさを感じる曲
7曲目同様リズムが非常に心地よい
9.シリウス
シングル曲その2、「天狼 Sirius the Jaeger」(最終話だけ見れてない…)のOP
Aメロ、Bメロとサビの静動がエモさを醸す
ソロ時の伸びやかなソロがそれをまた強調している
10.キミノミカタ
伸びやかなサビが印象的な曲
ドラムの刻みがかなり細かめ
「君のために宇宙を救うよ」ってすげえ歌詞だな…
11.stratus rain
「シリウス」のCW曲
ギターソロの変態さはこのアルバムno.1
シリウスと同じAメロBメロで「静」サビで「動」といった印象の曲
サビ裏のピアノが美しさを強調している
12.Code:Thinker
アルバムの最終曲
これも今までの岸田にはあまりなかったような曲
ミドルテンポの切ないような曲調だがリズム感で踊れるような印象を持つ
さわやかにアルバムを占める良曲
…
………
レビューになってんのかこれ?
というわけで人生初アルバムレビューでした
「REBOOT」はブックレットや公式番組「ガンバREBOOT」でもあったように新機軸を取り入れたり、昔の(2005,6年あたりの、らしい)岸田さんの感覚の曲を今作ってみたり、といろいろな観点で「REBOOT」した意欲作になっている
個人的には打ち込みを音数を足すために無駄に使う作風はあまり好きではないのだが今作ではその印象をまるで持たなかった
1や12のような今までにないような作風の曲が、しかし自然と「岸田の曲だな」と感じれた点は本当に素晴らしかった
間違いなく名盤といえるアルバム
みんなもぜひ聞こうな!!!